セコの新セラミック製チップ、カッタ本体でニッケル基超合金をスピード加工
2017 年 12 月 Fagersta, — セコ・ツールズは Secomax™ CS300 セラミックチップおよび RN/RP カッタ本体を発売しました。これにより、ニッケル基耐熱超合金 (HSRA) の断続重切削を伴うフライスおよび旋削加工の生産性が向上します。この新型カッタは標準の超硬製フライスカッタよりも最大 8 倍まで生産性が向上し、航空宇宙および発電タービン業界向けコンポーネントの加工に幅広く対応いたします。CS300 チップは SiAlON タイプのセラミックで、高い耐ノッチ摩耗性、靱性、耐熱衝撃性を実現します。このチップはまた、毎分 600-1,200 メートルの高い切削速度においてフランク摩耗を最適化し、送り 0.05 - 0.15 mm/刃 を可能にします。全体として、これら属性は、ワークあたりの加工コストを削減し、生産量を増加、リードタイムを短縮し、エネルギー消費を低減します。
新しい RN/RP カッタ本体には、焼き入れ処理およびニッケルコーティングが施されており、高い信頼性、切り屑摩擦の低減および高温に優れた耐性を示します。ウェッジによる取付けにより、チップはより安全に装着することができ、内部クーラント機構により、最適な切り屑排出と熱制御を確実にします。メトリックタイプの RN 1204 カッタ本体はフェースミル加工およびポケット加工用で径 32 - 50 mm をご用意しています。また、RP 1207 および RP 1204 カッタはフェースミル加工用で径 32 - 125 mm があります。インチタイプのカッタは径 2.0", 2.5" および 3.0" があります。
CS300 チップまたは RN/RP カッタ本体の詳細については、セコ・ツールズの担当営業にお問い合わせいただくか CS300 の製品ページをご覧ください。