セコ改良型 Perfomax™ で、ドリル加工を最適化
Fagersta, 2017 年 10 月 — 新設計のセコ Perfomax 刃先交換型ドリルは、より高いドリル加工パラメーターとより長い工具寿命、および優れた切り屑管理と排出を提供いたします。このドリルの革新的な特徴として、表面に特殊な耐摩耗性を持たせた新しいフルートデザインと、より高い強度、安定性および精度を可能にするため、前部にレーザー焼入れを施しています。Perfomax (パフォーマックス)のフルートには、より滑らかな切り屑フルート排出口と切り屑とフルート表面の接触を最小限に抑えるよう設計された波型模様があり、これに沿って大きならせんと中心部に切り屑用エリアを備えています。このドリルはより短い切り屑を生成することで、すばやい排出を可能にし切り屑の詰まりのリスクを大幅に低減するため、より高度な加工を実現します。
セコは Perfomax のフルート前部にレーザー焼入れを施しているため、ドリル本体の工具寿命は最大 140% 長くなっています。硬さ 60 HRC のこのドリルは、より長い時間切り屑による侵食に耐えることができます。新設計の Perfomax には、ドリルのチップポケットの底部により大きな R があるため、剛性が高くなっています。
Perfomax の DS2050 と DS4050 チップ材種は、特にチタンおよびチタン合金のような耐熱性の材料に適しています。この材種は新開発の快削 MP および MC ジオメトリにより、生産性が向上し工具寿命が延びます。DS2050 は外周加工用、 DS4050 は中心加工用です。
Perfomax ドリル本体は径 15 mm から 59 mm の範囲で利用可能で、2xD、3xD、4xD、5xD をご用意しています。ほとんどの主軸接続タイプが可能です。
Perfomax の詳細については、セコ・ツールズの担当営業にお問い合わせいただくか Perfomax 製品ページ をご覧ください。